パソコンによる環境情報システムのさきがけ環境総合研究所のSuperシリーズ 2009/5/7更新
最高水準のシミュレーション・解析が最少の費用で可能となります!
環境総合研究所
Super シリーズ
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固定発生源大気拡散予測
Super AIR
自動車排ガス大気拡散予測
Super HIWAY
2次元スプライン補間
Super SPLINE
工場・事業所・建設工事騒音予測
Super NOISE(P)
ASJ CN-Model 2007対応(2008/12)
道路交通騒音予測
Super NOISE(H)
ASJ RTN-Model 2008対応(2009/4)
数値シミュレーションモデルを用いた
風環境シミュレーション調査
建設機械・工事振動予測
Super VIB(P)
道路交通振動予測
Super VIB(H)
Superシリーズ等による
高度・迅速な計算サービス
点在データより面的分布を数学的に補間 2次元スプライン補間システム Super SPLINE

Super SPLINEは平面上に点在する数値を面的に補間する2次元スプライン補間システムです。

 本格的な2次元スプライン補間手法を用い、各種2次元座標(X座標、Y座標)上の数値データを元に、2次元メッシュ(格子状)データを補間・生成を行います。

 Super SPLINEを活用することにより、地図上の等高線や標高からの地形データの構築、大気汚染・水質汚濁等の既存の測定データを活かした面的分布、地域特性、経年変化の解析を容易に行うことが出来ます。測定データ以外にも、アンケートなどによる市民意向の地域的な分布の把握等、広く活用出来ます。

 構築した地形データは、Super NOISE(P)、NOISE(H)、AIR、HIWAYなど他の予測システムにおける地形データとして活用することが出来ます。

 Super SPLINEは学術、行政、一般を問わず調査データの解析と評価、また論文執筆、研究発表(パワーポイントなど)に絶大な威力を発揮します。


便利な機能

  • X座標、Y座標上の数値データ(標高、大気汚染濃度、水質濃度、地域別のアンケート集計結果等、数値で表されたデータ、数値に置き換えることのできるデータであればなんでも)を元に、2次元空間の数値分布(全ての格子点上の数値)を数学的な補間計算により推定することが可能です。
  • データ入力、計算はマウス等で画面から簡単に行えます。基本的な作業手順は以下のとおりです。
土壌汚染濃度分布図
スプライン補間作業の例



対象範囲の設定


数値データの入力

他システムの地形データを簡単に構築

  • 環境総合研究所の工場・事業所・建設工事騒音予測システムSuper NOISE(P)、道路交通騒音予測システムSuper NOISE(H)、固定発生源大気拡散予測システムSuper AIR、道路交通騒音予測システムSuper NOISE(H)、3次元景観分析システムSuper VIEW/3Dの地形データを簡単に作ることが出来ます。
  • Super NOISE(P)、Super NOISE(H)では、Super SPLINEで構築した地形データを元に、音源の高さ、評価点の高さ、伝搬高さ、回折減衰等の考慮を行うことが可能です。
  • Super AIR、Super HIWAYでは、地形に応じた予測対象高さ、Super AIRではさらに有効煙突高のERT PSDMモデルによる補正を考慮することが可能です。ただし、風、大気が地形に与える影響を考慮するためには、高度な数値解析モデルを用いる必要があるため、別途委託業務としてご相談承ります。
  • 地形データ作成の際には国土地理院の「数値地図50mメッシュ(標高)」および「数値地図5mメッシュ(標高)」任意の範囲のデータを読み込めます。
  • Super VIEW/3Dで定量的な景観評価を行うための地形データを構築することが可能です。

地形・建物データ作成例
等高線入力


地形・建物データ作成例
等高線入力(拡大図)


地形・建物データ作成例
スプライン補間により作成した地形
3次元陰影表示例


地形・建物データ作成例
スプライン補間により作成した地形+建物
3次元陰影表示例


地形・建物を考慮した
Super NOISE(H)による騒音予測結果例
3次元陰影表示


豊富な結果の活用方法

BMP、GIF、JPGファイルによる地図の重ね合わ

  • 座標指定では地図をなぞるだけで簡単に入力できます。
  • 結果表示の際にも背景に地図が表示されます。
  • 線画によるシンプルな地図の表示も可能です。

カラーメッシュ表示による濃度レベル分布図の作成

  • 任意の色、任意の分級による表示が可能です。

コンター(等レベル線)の作成

  • 任意の色、任意の太さ、任意の分級による表示が可能です。

コンターラインのDXFファイルへの出力(レイヤ別出力)

  • CAD、グラフィックスソフトでの活用、再利用が簡単です。

3次元(立体)表示による数値分布のプレゼンテーションによる活用

  • 直感的な表示による対策効果がひとめで分かります。
  • シンプルな3次元表示および陰影付きの高速3Dグラフィックスの2種類の方法により、プレゼンテーション効果が上がります。

勾配グラフおよび数値ファイル出力による減衰の把握

  • 単純なグラフによる数値レベルの減衰の様子も分かります。

各種表示結果のクリップボード経由でのワープロなどでの報告書作成における活用

  • 高解像度グラフィックスをワープロ、グラフィックスソフトなどに貼り付けることが可能です。

マウスを動かすだけでリアルタイム表示される任意地点の座標と数値

  • マウスカーソルの位置の濃度が表示され、任意の場所の数値が簡単に分かります。


応用分野の一例

  • 大気汚染濃度測定データからの地域全体の濃度分布の解析
  • 水質汚濁等データからの地域全体の濃度分布の解析
  • 水温・気温データからの地域全体の濃度分布の解析
  • 土壌汚染等の濃度データからの地域全体の濃度分布の解析
  • 大気汚染、水質汚濁等のバックグラウンド(背景)濃度分布の推定
  • 松葉、ムラサキイガイ等のバイオモニター(生物指標)調査による大気、水質の有害化学物質汚染の地域分布の解析
  • 地図上の標高、地図上の等高線等からの地形、海底地形等の3次元データの生成。騒音予測システム(Super NOISE(P)、Super NOISE(H))の地形データ(音源の高さ、評価点の高さ、伝搬高さ、回折減衰等の考慮)、大気拡散予測システム(Super AIR、Super HIWAY)の地形データ(評価点の高さ、有効煙突高補正)、3次元景観分析(Super VIEW/3D)の地形データ等の基本データとして活用が可能。
  • 気温、気圧等データからの全体の分布の推定・解析
  • 地域別アンケート結果による市民意向の地域特性の把握、解析

マウスで測定データの座標および数値入力
(数値の色別表示例)
(数値入力画面は左フローチャート下図参照)


スプライン補間計算結果
カラーメッシュ表示例


スプライン補間計算結果
カラーコンター表示例


スプライン補間計算結果
3次元シンプル表示例


スプライン補間計算結果
3次元陰影表示例


二酸化窒素の濃度分布(一般環境大気測定局)
スプライン補間結果
カラーコンター(等濃度線)表示例


1999年度市民参加による松葉中ダイオキシン類濃度地図
なくせ!「ダイオキシン汚染監視運動」実行委員会調査(事務局:環境総合研究所)より


諫早湾水質汚濁経年変化の実測値を用いたスプライン補間による解析例
(環境総合研究所自主研究より)
解析例と同じ位置の堤防閉切後
諫早湾衛星画像
1997年5月27日


地図上の標高データから地形データを作成した事例




日本海海底地形構築の例
既存の水深データに不足分を海図の等高線により補い、日本海地形データを作成、潮流シミュレーションに活用した例

基本仕様

対象項目
物質
・2次元座標を伴う数値データであればどんなものでも計算可能。
・2次元座標は代表地点でも可(地域別住民意向調査、複数地点においてサンプリングを行った測定結果等)
計算モデル 2次元スプライン補間法:
3個程度以上の地理的に離散したデータを元に、地域全体のデータの分布の推定を行うモデル。ただし自動車排ガスのように地域的な分布が特異な場合への適用には不適当。
座標設定
メッシュ数 制限なし(メモリ容量に依存、通常300×300以上対応可能)
メッシュ規模 1メッシュあたりの距離は任意に設定可能(1m未満〜数十m等)
対象空間規模 制限なし(メッシュ数×メッシュ規模=対象空間の一辺の距離)
データ座標 0.1m単位で自由に設定が可能、マウスによる指定、数値入力による指定
データ数 制限なし(メモリ容量に依存、通常1000以上対応可能)
座標原点・単位 読み込むデータの座標系に応じて、原点の位置を左上・左下と切り替え可能読み込むデータファイルの座標はメッシュ座標、距離座標の切り替え可能
データ入力
方法
・画面に表示された地図(スキャナ入力、線画等)上におけるマウスによる座標入力、データベース画面からの測定値入力。
・Excelやテキストデータによる2次元座標データ、測定地点名データ、測定値データの入力(CSVファイルで出力)
・地形データ作成の際には国土地理院の「数値地図50mメッシュ(標高)」および「数値地図5mメッシュ(標高)」の任意の範囲のデータを読み込み可能。
データ編集
機能
・スプライン補間計算結果を任意に編集可能(多角形範囲内の入力、置き換え等)
・メッシュ状のデータに対する四則演算、データ同士の四則演算が可能(複雑なデータの組み合わせ、加工が可能)
感度分析 ・地点を追加・削除した場合、数値を変更した場合等、各種条件を変更した何度も計算を実施することにより感度分析が可能
結果出力
(1)グラフィックス
表示・印字機能
・メッシュ表示(カラー・モノクロ)
・コンター(等レベル線図)表示(カラー・モノクロ)
・3次元メッシュ表示(カラー・モノクロ×シンプル・陰影付)
・距離減衰グラフ
(2)ファイル出力 ・入力データを含めた出力数値のテキストファイル出力が可能
・距離減衰はCSV形式で出力可能
・コンターラインのDXFファイル出力
(3)評価メッシュ数出力 ・予測評価の比較を容易とするために、予測結果の分級値に対応したメッシュ数を画面表示。
(4)地図表示機能 ・Bitmap、GIF、JPEG画像による地図表示(スキャナ読み込み、CADデータから変換した地図の使用可能)
・線画による地図表示(任意に作成可能)
動作環境
(1)対応機種: Pentium以上、メモリ・HDDはOSが推奨する環境、USBポート1つ以上
(2)対応OS: Microsoft Windows 2000 / XP / Vista

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