わが国最高水準の環境アセス、シミュレーション技術が、最少の費用で可能となります
環境影響予測評価

Environmental Impact Assessment

環境総合研究所(東京都品川区)

環境総合研究所のアセス支援イメージ
キーワード:環境アセスメント、環境影響評価、環境影響シミュレーション、計画アセスメント、戦略アセスメント
  
 本受託計算サービスは、環境総合研究所が有する環境解析、環境シミュレーションの技術力を生かし、短期間に高度な受託計算業務を廉価に実施するサービスです。すでに多くの実績があります。本サービスには、3次元の流体力学モデルを用いた大気、水の流況、汚染・汚濁の拡散計算など技術的に複雑、高度なものも含まれます。本サービスでは、環境アセスメント、計画段階の環境アセスメント(いわゆる計画アセスメント)のうち定量的な予測、予測、評価を中心としていますが、他の調査、分析、評価も行っております。ご相談下さい。
環境影響予測・評価メニュー
               
道路建設事業(大気汚染、騒音、振動等)
鉄道建設事業(騒音等)
空港建設事業(航空機騒音等)
高層マンション・高層ビル建築事業(気象変化、風害、景観変化、工事中騒音等)
廃棄物焼却炉建設事業(排ガス等)
廃棄物最終処分場建設事業(有害化学物質の浸出、飛散)
工場・事業所・火力発電所建設事業(大気汚染)
工場・事業所建設事業(騒音、振動等)
海面埋立事業(潮流、水質等)
現況解析

環境測定、事後モニタリング

ディジタル計測システムによる騒音、振動測定
テレメータ計測システムによる遠隔調査
有害化学物質測定分析

1.サービスの目的

 環境解析・環境シミュレーション計算サービスは、環境総合研究所(ERI)が有する最新の環境解析及び環境シミュレーション、ソフトウェア、環境モニタリング技術を駆使し、短期間、短納期のうちに高度な環境解析、環境影響予測、環境評価に係わる業務を廉価に提供することを目的としております。

2.環境解析・環境シミュレーション・環境モニタリングの対象

 以下の分野で各種環境解析、環境シミュレーションサービスを行っています。

図2−1 サービスの対象分

3.サービスの内容

3−1 環境影響の予測、評価(計画アセス、環境アセス等)

(1)道路建設事業(大気汚染、騒音、振動等)

@高速道路、一般道路の大気、騒音影響等の測定分析、解析、評価
A高速道路、一般道路の開発前後の大気、騒音影響等の比較シミュレーション
B複数の高速道路、一般道路による累積的な大気環境、騒音影響の解析、予測、評価
C大規模開発、広域道路網計画による累積的な大気環境、騒音影響の解析、予測、評価
D特種道路構造(料金所、インターチェンジ、ランプ等)による大気、騒音影響の解析、予測、評価。
E山間地など複雑な地形に立地された道路の大気汚染、騒音影響の解析、予測、評価

図3−1 大気濃度の断面勾配シミュレーション事例


図3−2 恵比寿ガーデンプレイス(大規模都市再開発事業)の事例

開発前
開発後

図3−3 東京臨海部道路ネットワーク整備の事例

開発前
開発後

図3−4 道路交通騒音の断面シミュレーション事例

(2)鉄道建設事業(騒音等)

@新幹線、在来線鉄道による騒音、振動の解析、予測、評価
A橋梁、高架構造など複雑な構造をもつ軌道の騒音、振動影響の解析、予測、評価

(3)空港建設事業(航空機騒音等)

@空港開発に伴う航空機のピーク騒音レベル,WECPNL等の実測、解析、予測、評価。
A既存空港に離発着する航空機の騒音レベル,WECPNL等の同時多ヶ所での実測調査
B既存空港の滑走路延長、フライトスケジュール変更、機種変更等に伴う航空機の騒音レベル,WECPNL等の将来予測調査

  → 
学術研究のページを参照

航空機騒音の調査・解析・予測・評価

 環境総合研究所(ERI)の空港環境調査サービスは、当社がもつハイテク環境調査技術を最大限生かした費用対効果にすぐれた環境実測サービスです。
 本サービスは、既存空港におけるフライトスケジュール変更・増便、滑走路の延長、機種の変更・追加などに対応した航空機騒音のWECPNLコンター予測など、詳細な航空機騒音WECPNL作成に活用できます。
 福島空港(福島県)、新潟空港(新潟県、新潟市)、花巻空港(岩手県)、庄内空港(山形県)など、多くの利用実績があります。  

               【参照】 航空機騒音高度シミュレーション手法 

@航空機騒音実態調査

 最大30台に及ぶコンピュータ連動の積分型ディジタル騒音計を使った大規模な航空機騒音の実態調査が可能です。最大30ヶ所、同時に、1秒単位で連続1週間、継続的航空機騒音(航空機 騒音のピークレベル、継続時間、環境騒音)を行います。

A航空機周波数別騒音実態調査

 コンピュータ連動のオクターブバンド(1/3,1/1)フィルター付きディジタル騒音計を使った航空機の飛行形態、離発着別、滑走路利用方向別に航空機の周波数別の騒音調査が可能です。

B航空機騒音実態調査

 最大30台に及ぶコンピュータ連動のディジタル騒音計を使った大規模な騒音調査。最大30ヶ所同時に、秒単位で連続1週間、継続的航空機騒音(航空機騒音のピークレベル、継続時間、環境騒音)を行います。

C空港関連気象調査

 コンピュータ連動の風向、風速、温度センサーを使った空港周辺の気象調査。通常、上記の騒音調査度連動し実施することにより、気象条件と航空機騒音との詳細にわたる関係が解析可能となります。

D飛行プロファイル調査(仰角・トラック調査)

 騒音調査と連動し、航空機1機ごとにその飛行形態を仰角、トラックの角度として追跡調査します。仰角とトラックは、3ヶ所からERIが独自開発したディジタル・プロファイル・アナライザーにより追跡計測し、コンピュータ磁気ファイルとして出力されます。

E航空機騒音コンター作成調査

 上記の騒音、気象、プロファイル測定データをもとに、詳細な航空機騒音(ピーク及びWECPNL)コンターを再現、作成します。また、機種別、滑走路利用方向別、離発着別、行き先別のデータをもとに将来コンター予測や増便、スケジュール変更、滑走路延長時機種増加時、新機種追加時、特定機種削減時などの航空機コンターを作成します。
図3−5 航空機騒音(ピークレベル)調査の事例

実測データの例(縦軸レベル、横軸時間)
機種:B767



機種:MD81


機種:TU154

(4)高層マンション・高層ビル建築事業(気象変化、風害、景観変化、工事中騒音等)

@高層マンション・高層ビル建築物等による周辺地域の微気象の変化の解析、予測、評価(いわゆる風害:平常時、強風時)。
A複雑な地形に立地された高層ビル周辺の大気汚染影響の解析、予測、評価
B高層ビル建築物による都市景観変化の解析、予測、評価(可視度解析による定量評価)。
C上記の開発前現況調査・開発後事後モニタリング調査(風向・風速、大気汚染物質、工事騒音等

高層マンション・高層建築物による風害・風況予測調査

 建築物・地形の起伏等は風の流れに大きな影響を与えます。
 環境総合研究所では、風洞実験によって検証された有限差分法流体シミュレーションモデルによって、移流拡散を記述する高度なモデルを用い、マンション・高層建築物等の建設が周辺地域の風の流れに与える影響を予測し、建築前後の風の流れの比較評価を行う計算サービスを提供いたします。
 予測結果は、風の流れとして2次元、3次元表示の他、建築前後の風速の差分をビジュアルに表示し、評価を沿えて報告書を作成することが可能です。

 計算サービスに要する費用については、個別の状況により異なりますので別途お問い合わせ下さい。実際にモデルを作成し、風洞実験を行う場合と比較して数十分の一の費用で実施可能です。

「サッポロビール工場跡地再開発に伴なう環境事後調査」(恵比寿三丁目環境対策協議会委託)関連環境総合研究所自主研究より

北風の場合の地表面の風況
(南南東方向より北北西を臨む)
矢印の方向が風向を、長さが風速を表している。
高層建築物の谷間に沿って強い風が現れているのが分かる。
また、高層建築物の風下側では風速が低下するため大気汚染が滞留しやすくなる。
実際の計画
低層の場合(再開発前と同程度の高さ)
北風の場合の地表面の風況
(北西方向より南東を臨む)
矢印の方向が風向を、長さが風速を表している。
奥、右手から中央奥へ伸びている窪み(堀割)の下を山の手線が走っている。
実際の計画
低層の場合(再開発前と同程度の高さ)
北風の場合の地上100mの風況
(北西方向より南東を臨む)
航空写真(参考)
左中、左下図とほぼ同じ角度から撮影した写真(環境影響評価事後調査報告書より)

図3−6 地形造成前後の景観シミュレーション
(可視・不可視の定量シミュレーション)

3次元表示

2次元平面表示

標高・建物高による表示

こげ茶・茶色は高い地点を、黄緑・緑は低い地点を示す。

3次元表示

2次元平面表示

可視度による表示

紫・赤は周辺の歩行者より多くの地点から見え、水色、青はあまり見えないことを表す。

航空写真

上2図とほぼ同じ角度から撮影した航空写真(環境影響評価事後調査報告書より)
「サッポロビール工場跡地再開発事業に伴なう環境影響事後調査」(恵比寿三丁目環境対策協議会委託)関連環境総合研究所自主研究より

(5)廃棄物焼却炉建設事業(排ガス等)

@廃棄物焼却炉から排出される大気汚染、ダイオキシン類などの移流、拡散の解析、予測、評価。
A建築物、構造物などによる排ガスの拡散影響(いわゆるダウンドラフト、ダウンウォッシュ)の解析、予測、評価。
B山間地など複雑な地形に立地された焼却炉からの排ガスの影響の解析、予測、評価
C開発前現況調査・開発後事後モニタリング調査(大気汚染物質、ダイオキシン類、重金属類等)
D事業者による排ガス濃度測定結果を検証するための、逆シミュレーション手法を用いた排ガス中ダイオキシン濃度の実態把握調査。

図3−7 2次元大気拡散シミュレーション事例(地形・建築物を考慮しない場合


図3−8 2次元大気拡散シミュレーション事例(地形・建築物を考慮した場合)


図3−9 複数の発生源を考慮した大気拡散シミュレーションの例

@廃棄物最終処分場から飛散するダイオキシン類などの周辺地域への移流、拡散の予測、解析、評価。
A山間地など複雑な地形に立地された最終処分場から飛散するダイオキシン類などの影響の解析、予測、評価
B開発前現況調査・開発後事後モニタリング調査(ダイオキシン類、重金属類、水質汚濁物質等)

図3−10 最終処分場からの粒子状物質の飛散シミュレーションの例
(2次元流体モデル)

図3−11 最終処分場からの粒子状物質の飛散シミュレーションの例
(3次元流体モデル)

(7)工場・事業所・火力発電所建設事業(大気汚染)

@工場事業所から排出される各種大気汚染の移流、拡散の解析、予測、評価。
A工場、事業所周辺の建築物、構造物などによる排ガスの拡散影響(いわゆるダウンドラフト、ダウンウォッシュ)の解析、予測、評価。
B山間地など複雑な地形に立地された工場事業所からの排ガスの影響の解析、予測、評価。
C開発前現況調査・開発後事後モニタリング調査。

図3−12 2次元大気拡散シミュレーション事例(地形を考慮した場合)


図3−13 ダウンウォッシュを考慮したシミュレーションの例

(8)工場・事業所建設事業(騒音、振動等)

@既存の工場事業所における各種騒音源の周辺地域への影響の測定、解析、評価。
A工場事業所の各種騒音源の周辺地域への影響の調査、解析、予測、評価。
B開発前現況調査・開発後事後モニタリング調査。

(9)海面埋立事業(潮流、水質等)

@埋立事業による潮流の解析、予測、評価。
A埋立事業による水質の解析、予測、評価。
B湖沼、内湾の水質汚濁の現況解析(補間法、シミュレーション法


3−2 環境影響の現況解析

 環境総合研究所が独自開発した2次元スプライン補間システムによる環境解析
@ 大気汚染(ガス状物質、粒子状物質)の地域分布濃度解析
A 大気中のダイオキシン類(ガス状物質、粒子状物質)の地域分布濃度解析
B 湖沼における水質汚濁の地域分布濃度解析
C 内湾における水質汚濁の地域分布濃度解析... 諌早湾のページを入れる!
D 海域における水質汚濁の地域分布濃度解析
E 土壌中のダイオキシン類の地域分布濃度解析
F 土壌中の重金属類の地域分布濃度解析

図3−14 大気汚染スプライン補間解析の例(二酸化窒素大気汚染)

  


図3−15 クロマツの針葉中のダイオキシン類の解析例


3−3 環境測定、事後環境モニタリング

(1)ディジタル計測システムによる騒音、振動測定

 環境総合研究所が有する30台の超小型パソコンに連動したディジタル騒音計及び1/3オクターブフィルタを用いた最高水準の騒音測定分析が可能です。道路交通騒音、新幹線騒音、在来線騒音、航空機騒音、軍用航空機騒音、工場事業所騒音、建設工事騒音、近隣騒音など騒音に関連するあらゆる測定分析が可能です。
@高速道路、一般道路 ・開発前の現況調査、開発後の事後騒音モニタリング調査
・等価騒音レベル(Laeq)、中央値(L50)
A新幹線、在来線 ・開発前の現況調査、開発後の騒音の事後騒音モニタリング調査
・ピーク騒音レベル
B空港、航空機騒音 ・開港前後の航空機騒音レベル,WECPNL等の解析、予測、評価
・ピーク騒音レベル、WECPNL、
オクターブフィルタを用いた周波数別騒音測定
C工場・事業所等 ・開発前の現況現況調査、開発後の事後騒音モニタリング調査。
・ピーク騒音レベル、オクターブフィルタを用いた周波数別騒音測定
D各種建設工事 ・ピーク騒音レベル、L95、L5、
オクターブフィルタを用いた周波数別騒音測定
E各種近隣騒音


(2)テレメータ計測システムによる遠隔調査

 電話回線を使った本格的なテレメータ調査です。数週間連続から1年間通じての大気、気象、騒音、二酸化炭素濃度などの遠隔測定分析調査です。現況環境モニタリング、開発後の事後環境モニタリングに有効です。


(3)有害化学物質測定分析

 環境総合研究所では、カナダ、アメリカ、ドイツの実績ある化学物質(ダイオキシン類、環境ホルモン物質、重金属類等)測定分析機関との連携のもと、高精度で国際標準の化学物質の測定分析調査を行っておりすでに多くの実績があります。 → 

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4.費用の見積依頼

 ERIでは、顧客からの依頼(FAX、E−MAIL、電話、手紙等)にもとづき無料で調査の費用を見積もります。見積依頼に際して以下を考慮します。

    


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