パソコンによる環境情報システムのさきがけ環境総合研究所のSuperシリーズ 2009/3/4更新
最高水準のシミュレーション・解析が最少の費用で可能となります!
環境総合研究所
Super シリーズ
■お問い合わせ:office@eritokyo.jp
■システム更新情報:http://eritokyo-system.sblo.jp/
固定発生源大気拡散予測
Super AIR
自動車排ガス大気拡散予測
Super HIWAY
2次元スプライン補間
Super SPLINE
工場・事業所・建設工事騒音予測
Super NOISE(P)
ASJ CN-Model 2007対応(2008/12)
道路交通騒音予測
Super NOISE(H)
ASJ RTN-Model 2008対応(2009/4)
数値シミュレーションモデルを用いた
風環境シミュレーション調査
建設機械・工事振動予測
Super VIB(P)
道路交通振動予測
Super VIB(H)
Superシリーズ等による
高度・迅速な計算サービス
固定発生源大気拡散予測システム Super AIR 環境アセスメント標準モデル

Super AIRは工場・事業所などの固定発生源の大気拡散予測システムです

 Super AIRは固定発生源から排出される大気汚染の累積的な影響予測・評価を、簡単な操作で、迅速に行える先進的なシステムです。

 煙突高さ、排ガス量、排ガス温度、 排ガス濃度、吐出速度、煙突口径、気温の高さ勾配等を考慮した、煙突排ガスの周辺への影響予測を、簡単な操作で条件を変えながら繰り返し行うことが可能です。

 本システムは、自動車排ガス予測システムSuper HIWAYと合わせて活用することにより、固定発生源ど自動車の複合的な影響を考慮した大気汚染の予測が実施可能です。

 Super AIRの導入により固定発生源排ガス大気汚染予測調査にかかる費用と時間の大幅な削減=コストダウンが実現できます。

 なお、本システムは環境アセスメント等で最も一般的に用いられている予測モデルを用いています。ただし、この予測モデルは原則として平坦地・均一な地形を前提とした解析解モデルであるため、ERT PSDMモデルによる有効煙突高の地形による補正は可能ですが、本格的に複雑地形、構造物、建築物などが風の流れ、大気の拡散に与える影響を考慮することができません。これらの影響を考慮した予測については、より高度な数値解析モデルを用いる必要がありますので「地形・建築物・構造物の影響を考慮した3次元流体モデル予測調査」(委託調査として承ります)をご検討ください。

煙源を排ガス量で
色・大きさ分け表示
年平均濃度を
カラーコンターで表示
年平均濃度を
カラーメッシュで表示
広域予測の年平均大気汚染濃度予測のイメージ
Super AIRで出来ること
予測モデルと便利な機能

標準モデルを採用


各種の複合的な要因を考慮した計算が簡単に

  • 煙源座標、煙突高、排ガス条件、気温条件、有効煙突高モデル等の要因をマウス、キーボードで画面から簡単に設定し、各種要因を考慮した複雑な計算を簡単に行うことが可能です。(詳細は基本仕様をご覧下さい。)

地形高さ(予測点高さ)の考慮が簡単

  • メッシュ状の地形データ(基準面からの高さ)を与えることにより、地表面高さに対する予測平面、予測点高さにおける大気汚染予測を簡単に行うことができます。有効煙突高はERT PSDMモデルで地形の高さによる補正が可能です。(ただし、地形が大気汚染の拡散に与える影響は、アセスメントの標準モデルであるプルーム・パフモデルでは考慮できません。)
  • 地形データはSuper SPLINE(別売)により、等高線図から簡単に作成できます。

自動車排出ガス予測システムでのデータの活用

  • 環境総合研究所の自動車排出ガス予測システムSuper HIWAYで予測結果の相互読み込みが可能な共通フォーマットでもファイルを出力できるので、簡単に複合的な発生源による予測が可能です。

Super AIRで出来ること
豊富な結果の活用方法

BMP、GIF、JPGファイルによる地図の重ね合わせ

  • 煙源(工場・事業所)等の座標指定では地図をなぞるだけで簡単に入力できます。
  • 結果表示の際にも背景に地図が表示されます。
  • 線画によるシンプルな地図の表示も可能です。

カラーメッシュ表示による濃度レベル分布図の作成

  • 任意の色、任意の分級による表示が可能です。

コンター(等濃度レベル線)の作成

  • 任意の色、任意の太さ、任意の分級による表示が可能です。

コンターラインのファイル出力(レイヤ別出力)

  • CAD、グラフィックスソフトでの活用、再利用が簡単です。

3次元(立体)表示による濃度レベル分布のプレゼンテーションによる活用

  • 直感的な表示による対策効果がひとめで分かります。
  • シンプルな3次元表示および陰影付きの高速3Dグラフィックスの2種類の方法により、プレゼンテーション効果が上がります。

勾配グラフおよび数値ファイル出力による濃度減衰の把握

  • 単純なグラフによる大気汚染濃度レベルの減衰の様子も分かります。

各種表示結果のクリップボード経由でのワープロなどでの報告書作成における活用

  • 高解像度グラフィックスをワープロ、グラフィックスソフトなどに貼り付けることが可能です。

任意の地点の濃度を限定的に計算可能

  • 指定した複数地点のみを対象とし高速に予測計算を実施可能です。高さ方向も個別に指定できます。

マウスを動かすだけでリアルタイムに表示される任意地点の座標と騒音レベル

  • マウスカーソルの位置の濃度が表示され、任意の場所の予測結果が簡単に分かります。

Super AIRで出来ること
応用分野例

  • 工場・事業所・業務ビル・複合開発事業における大気汚染予測(環境影響評価法・条例)
  • 廃棄物焼却処理施設による大気汚染予測(環境影響評価法、生活環境影響調査)
  • 産業公害防止計画等、各種計画策定のための濃度予測、対策効果検討
  • 大規模小売店舗等の商業施設による大気汚染予測(大店立地法の標準項目対象外)
  • 環境基本計画、環境管理計画、広域廃棄物系計画等における基礎調査としての大気汚染の広域予測


計算条件の設定画面の例
各種計算条件を一括して管理できます。


煙源データベースの例
座標、排ガス量、排ガス濃度等を管理できます。



風配図表示ウィンドウ
1時間値気象データから
風向・風速・大気安定度(昼夜別)の
出現頻度を集計します。


濃度勾配グラフ表示ウィンドウ
大気汚染濃度予測結果の任意断面
(斜め指定可能)における濃度勾配

年平均濃度の例(SuperAIR独自改良モデル)
(カラーメッシュ)
※実在する施設とは関係ありません。


年平均濃度の例(SuperAIR独自改良モデル)
(カラーコンター)
※実在する施設とは関係ありません。


年平均濃度の例(一般的なアセスマニュアルの方法)
(カラーコンター)
※実在する施設とは関係ありません。


年平均濃度の例(SuperAIR独自改良モデル)
(3次元カラーメッシュ・Z座標=濃度)


年平均濃度の例(一般的なアセスマニュアルの方法)
(3次元カラーメッシュ・Z座標=濃度)




山間地における年平均濃度の例
(3次元カラーメッシュ・Z座標=地形)
ERT PSDMモデルにより有効煙突高を地形で補正
(ただし、地形が大気汚染の拡散に与える影響は、アセスメントの標準モデルであるプルーム・パフモデルでは考慮できません。)

基本仕様

予測・評価の
対象物質
SOx(いおう酸化物)、NOx(窒素酸化物)(NO2(二酸化窒素)への変換)、CO(一酸化炭素)、HC(炭化水素)、HCL(塩化水素)、PM(SPM・粒子状物質)、ダイオキシン類、臭気濃度
予測モデル
(1)基本予測式 ・有風時:正規プリュームモデル ※逆転層対応モデル
・無風時:パフ式(点煙源)
(2)長期平均予測式 ・22.5゚濃度一様モデル(環境アセスメント等に用いられている方式)
・22.5゚濃度一様モデルの改良モデル(従来モデルでは隣接する風向との間が不連続となっていたので、出現頻度を補間することにより自然で連続した濃度分布を実現)
・32方位長期予測
(3)拡散パラメータ ・有風時 :パスキルギフォ−ド(Pasquill-Gifford)
・無風/弱風時:シア(Shir)パラメータ
(4)NOx
  →NO2変換式
・「道路環境影響評価の技術手法」方式
・「道路環境影響評価の技術手法2007改訂版」方式
・一般統計式(NO2=A・NOx
・指数近似モデルI(風速U、オゾン濃度O3を用いたモデル)
(5)有効煙突高モデル ・有風時:CONCAWE式、Moses & Carson式、Bosanquet I式
・無風時:Briggs式
・地形考慮:ERT PSDMモデルによる有効煙突高の補正
・ダウンウォッシュ考慮:Briggs(ダウンウォッシュ式)
予測対象
時間
(1)短期予測 ・1時間平均濃度予測:風向(N〜NNW, CALM)、大気安定度(A〜G)
・数秒〜数分平均濃度予測(時間希釈拡散補正係数を任意に設定可能、臭気濃度予測等に利用)
(2)中長期予測 ・日平均、月平均、季節平均、年間平均濃度予測:気象データ(時間帯別、風向別の気象条件出現頻度、平均風速、大気安定度分類等)を考慮した重合計算
予測断面
平面予測 南北方向×東西方向メッシュ予測、地上1.5m他、任意の予測点高における予測が可能
縦断面予測 平面距離方向×高さ方向メッシュ予測など
距離減衰予測 煙源からの濃度の距離減衰等
任意座標予測 複数地点の任意の高さにおける予測
座標設定
メッシュ数 制限なし(メモリ容量に依存、通常300×300以上対応可能)
メッシュ規模 1メッシュあたりの距離は任意に設定可能(1m未満〜数百m等)
対象空間規模 制限なし(メッシュ数×メッシュ規模=対象空間の一辺の距離)
煙源壁面座標 0.1m単位で自由に設定が可能、マウスによる指定、数値入力による指定
煙源数 制限なし(メモリ容量に依存、通常1000以上対応可能)
気象設定
(1)気象データ ・風向、風速、放射収支量あるいは日射量・雲量より任意の期間の気象(風向・風速階級・大気安定度・昼夜間別)出現頻度を集計し、気象データファイルを作成
・作成した気象データより風配図を自動作成可能
(2)風速変換 ・気象測定高から煙源の高さへ、べき法則により自動的に風速変換を実行。
関連機能
(1)濃度ファイル重合機能
    ・既に予測計算しデータファイルとして保存されている複数の濃度ファイルを、加重平均のための重み付けをして重合計算することが可能。
・この機能により、気象ブロックの異なる煙源を別々に計算して重合する、詳細な条件設定を行い組み合わせを替えて重合する等の感度分析、検討作業が可能となる。
(2)最大着地濃度気象条件の自動検討機能
・年間に出現した数百の気象条件の中から短期平均濃度の着地濃度が最大となる気象条件を自動的に検討する機能。膨大な手間のかかる作業がきわめて短時間に実施可能。
・年間に出現した数百の気象条件の中から、風向毎に短期平均濃度の着地濃度が最大となる気象条件を自動的に検討する機能。影響の及ぶ地域ごとに最大着地濃度の気象条件を把握することが可能。
感度分析 ・予測モデル、拡散パラメータ、気象条件、煙源条件等を変更した場合、煙源を追加した場合、有効煙突高が計算値の半分だった場合(拡散条件が悪い場合)、有効煙突高=実煙突高だった場合(煙突に傘がある場合)等、各種条件を変更した何度も計算を実施することにより感度分析が可能
結果出力
(1)グラフィックス
表示・印字機能
・平面・断面計算結果 メッシュ表示(カラー・モノクロ)
・平面・断面計算結果 コンター(等濃度レベル線図)表示(カラー・モノクロ)
・平面・断面計算結果 3次元メッシュ表示(カラー・モノクロ×シンプル・陰影付)
・平面結果結果 距離減衰グラフ
・地点別計算結果 任意の地点(複数地点設定可能)を対象として高速に計算実施可能
(2)ファイル出力 ・入力データを含めた出力数値のテキストファイル出力が可能
・距離減衰はCSV形式で出力可能
・コンターラインのDXFファイル出力
(3)評価メッシュ数出力 ・予測評価の比較を容易とするために、予測結果の分級値に対応したメッシュ数を画面表示。
(4)地図表示機能 ・Bitmap、GIF、JPEG画像による地図表示(スキャナ読み込み、CADデータから変換した地図の使用可能)
・線画による地図表示(任意に作成可能)
動作環境
(1)対応機種: Pentium以上、メモリ・HDDはOSが推奨する環境、USBポート1つ以上
(2)対応OS: Microsoft Windows 2000 / XP / Vista

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  • 導入時には事例等を活用した実践的な技術研修を行うことが可能です。ご購入が決まりましたら納品・研修の日程調整をいたしますのでご連絡ください。

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  • システム開発技術者がメールによる技術サポート(導入後5年間無償)を行います。小規模なバージョンアップ版は無償で送付いたします。

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