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本分析パッケージは、米国環境保護庁(EPA)のTCLP(Toxicity Characteristic Leaching Procedure)による土壌、水質、固形廃棄物中の重金属を廉価かつ短期間(短納期)に行う分析サービスです。
TCLP分析の最大の特徴は、同一地域の土壌、水質、固形廃棄物系の諸サンプル中の重金属の汚染濃度を、土壌、水質、固形廃棄物それぞれに分析するだけでなく、総合的に分析、評価することにあります。そのため土壌や固形廃棄物に対し、国際標準の「溶出分析法」を用いています。
米国では、スーパーファンド法により、汚染された土地のあらゆる取引はきわめて厳しく規制されていますが、土地の譲渡、売買に先駆け実施が義務づけ蹴られているのが、このTCLP分析です。TCLPはさまざまな不備が指摘されている日本の土壌や固形廃棄物に対する重金属類の溶出分析とは、異なり国際標準に準拠した方法を採用しています。
TCLP分析の実務は、環境総合研究所の技術・業務提携先であります国際認証取得機関(カナダのMaxxam
Analitic Inc.)が国際標準の精度管理・精度保証により行います。
分析費用には、サンプル専用容器費、各種測定分析費用、結果報告費(データ)が含まれます。なお、本分析は定量下限値はEPAのガイドラインとなります。
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