Maxxam Analytics Inc.(カナダ)と環境総合研究所(ERI)との技術業務提携

畜産物・魚介類・生物組織のダイオキシン類分析サービス


本稿の無断転載を禁じます。(C)環境総合研究所

(1)分析対象化学物質

  • ダイオキシン類(PCDD/PCDF)の異性体(TEFがある17種類)、同族体
    コプラナーPCB及びその異性体(TEFがある12種類及びジオルト2種類)

(2)試料必要量

  • 畜産物(牛、豚、鶏等の肉)、酪農生産物(牛乳、バター、チーズ等)、その飼料、鶏卵
  • 水産物(魚類、貝類、蟹・海老、海草等)、その他の水生生物、
  • 野生生物(鳥類、哺乳動物、両生類、爬虫類等)、その他の生物組織、
いずれも100g〜200gと測定分析の部位の指定、1リットル(牛乳)が必要です。

(3)測定分析プロトコル

  • 米国環境保護庁(EPA)及びカナダ環境省(Environment Canada)のプロトコル、D/F Protocol(EPA 8290B, 1613B)、厚生労働省の食品測定分析(案)等に準拠可。分析実務にあたるMAXXAM社は、ISO/IEC Guide 17025の超微量化学物質分析の国際認証を取得しています。マクサム社が取得する国際認証米国環境保護庁分析方法詳

(4)測定分析の流れの概要

オリジナルサンプリング(試料採取)
(冷凍状態で環境総合研究所に試料の送付)
(日本、カナダでの動物検疫、通関処理)
クリーンアップ(前処理)
高分解能クロマトグラフ質量分析装置 (HR-GC/HR-MS)による分析
↓ ↑
検 証
報 告

(5)定量下限値の設定

  • 4,5,6,7,8等の塩素化物グループでなく、異性体毎に定量下限値を設定が可能です。

(6)精度管理関連提供データ

  • サンプル毎の Spiked Blankデータ、サンプル毎の Method Blank データ
  • 異性体毎の 13C surrogates のリカバリーデータ
  • 測定分析は原則としてウエット(湿重量)ベース。
  • ND処理はEPA,WHO,日本方式それぞれを並記

(7)測定分析結果提供データ

  • 生物組織全湿重量当たりの異性体、同族体毎の実測値(pg/g)
  • 生物組織脂肪重量当たりの異性体、同族体毎の実測値(pg/g(fat))
  • 脂肪1g当たりのWHOの係数(WHO-TEF)に対応する毒性等量(pg-TEQ/g(fat))
  • 参考として国際毒性等価係数(I-TEF)に対応する 毒性等量(pg-TEQ/g)
  • 同族体パターン図、脂肪含有率(%)

(8)納 期

  • サンプルを環境総合研究所(東京)にお送りいただいてから1ヶ月〜2ヶ月ですが、サンプル不足、再分析などで期日が必要となる場合もございます。その場合はご容赦下さい。現地サンプル到着後、2週間の特急納期もあります。

(9)測定分析費用

以下は1サンプルを依頼される場合の費用。
現地サンプリングを行う場合は旅費交通等の実費及びサンプル数にかかわり無く3万円を申し受けします。
  • ダイオキシン類(136,500円(税込)/1サンプル)
  • コプラナーPCB (73,500円(税込)/1サンプル)
  • 両方同時に分析される場合(199,500円(税込)/1サンプル)
■お問い合わせ先■
株式会社環境総合研究所 オフィシャルサイト
●新電話、FAX番号(2007.5.18夕方以降)
  電話:03-5942-6832  FAX :03-5751-7464
●新住所 〒142-0064 東京都品川区旗の台6-1-4-201
連絡先メールアドレス: office@eritokyo.jp
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