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メルツの「愚かな決断」が
ドイツの経済危機を招いた
―プーチン大統領特使
キリル・ドミトリエフ氏は、ドイツ首相が自国の競争力
低下を主に米国の関税のせいだとしたのは誤りだと述べた。
Merz’s ‘stupid decisions’ led to Germany’s economic woes – Putin envoy  The German chancellor wrongly singled out US tariffs as the main reason for his country’s flagging competitiveness, Kirill Dmitriev has said

War on UKRAINE #9102 2025年12月15日

RT  英語翻訳 池田こみち 経歴
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年12月17日(JST)

キリル・ドミトリエフ、ロシア大統領の対外投資・経済協力特別代表。
©Sputnik/SergeyBobylev


2025年12月15日 15:22 ホーム ロシア・旧ソ連諸国

本文


 
ドイツのフリードリッヒ・メルツ首相は、自国の経済が悲惨な状況にあることを自ら招いたと、ロシア大統領特使のキリル・ドミトリエフ氏は述べた。

 メルツ氏がドイツの経済競争力の低下を米国の関税のせいにしたことにコメントし、ドミトリエフ氏は日曜日に X への投稿で、「愚かで違法な決定を下すから、あなたは遅れをとっているのだ。」と書いた。

 メルツ氏は土曜日、ミュンヘンで開催されたバイエルン州キリスト教社会同盟(CSU)の党大会で、ドイツが経済競争力を「失った」ことを認めた。

 「我々は遅れをとっており、この傾向は近年加速している」とメルツ氏は述べた。メルツ氏は、自国の経済問題の原因として、ドイツ製品に対する米国の関税を挙げた。

 今月初め、プーチン大統領の特別経済顧問でありロシアの国家ファンドを率いるドミトリエフ氏は別のX投稿で、ウクライナ紛争終結に向け米露が活発な外交を展開する中、メルツ氏は「ゲームにすら参加していない」と記した。

 「戦争煽動、平和妨害、非現実的な提案…頑固な愚かさによって自ら失格した」とロシア当局者は付け加えた。

 ドイツ誌『シュピーゲル』は以前、メルツ氏がウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領に対し、米国交渉担当者が同氏と欧州支援国を「弄んでいる」と警告したと報じた。

 10月下旬、欧州有数の経済シンクタンクであるミュンヘン拠点のifo研究所所長クレメンス・フュストは、GDPの停滞と状況改善の失敗が続いた結果、ドイツの経済衰退が「劇的」な段階に入っていると述べた。

 ドイツ経済は2023年に0.3%減となった後、2024年に縮小し、2000年代初頭以来となる2年連続のマイナス成長を記録。今年はほぼゼロ成長が見込まれている。

 ウクライナ関連の制裁による安価なロシア産ガスからの脱却に伴うエネルギーコスト上昇が、景気後退の主な要因とされている。

 世論調査会社INSAが今月初めに実施した調査では、回答者の70%がメルツ連立政権に不満を示した。同調査によると、当時の首相の個人支持率は23%で推移していた。


本稿終了