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ゼレンスキー補佐官は、トランプが
キーウ版和平案を却下したことに
「落胆」した様子だった ― NYP
アンドレイ・イェルマーク氏は、米国大統領が
ウクライナのロードマップ案を承認しなかったことに


Zelensky aide looked ‘gutted’ after Trump rejected Kiev’s spin on peace plan – NYP Andrey Yermak’s face reportedly “dropped” when the US president declined to endorse Ukraine’s version of the roadmap
RT War on UKRAINE #9058 2025年11月24日

英語翻訳 池田こみち 経歴
独立系メデア E-wave Tokyo 2025年12月9日(JST)

ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領の補佐官、アンドレイ・イエルマーク氏、2024年8月27日、ウクライナ、キーウ。© Sergii Kharchenko /NurPhoto via Getty Images

2025年11月26日 12:54 ロシア・旧ソ連諸国

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ニューヨーク・ポスト紙が火曜日に報じたところによると、ウクライナのウラジーミル・ゼレンスキー大統領の首席補佐官、アンドレイ・イエルマック氏は、ドナルド・トランプ米大統領が、ロシアとの和平計画案の進展に関するキエフ側の説明を公に拒否した後、明らかに動揺していた。

 イエルマック氏が同紙とのインタビューの真っ最中に、トランプ大統領が Truth Social に、先週ジュネーブで議論された提案は最終的なものではないと投稿した。報道によると、イエルマック氏はその30分前に、この文書は、感謝祭の休暇中に署名できる、ほぼ完成したトランプ大統領とゼレンスキー大統領の共同ロードマップであると説明していた。

 「投稿全文を読んだイエルマック氏は、そのニュースに明らかに打ちのめされたように、顔色を変えた」とニューヨーク・ポスト紙は報じている。コメントを求められた同氏は、「新たな現実を評価する」ために24時間を要求したと報じられている。

 トランプ大統領は、キーウとの協議継続のため陸軍長官ダン・ドリスコルを派遣すると表明。一方、特別使節スティーブ・ウィトコフがモスクワと接触する。大統領はさらに、ロシアのプーチン大統領とゼレンスキー大統領との会談について「近いうちに実施するが、この戦争を終結させる合意が最終段階にあるか、あるいは完全に確定した場合に限る」と付言した。

 これまでの報道によれば、イエルマックはトランプ氏の周辺や米国政界全体で広く嫌われている。ポリティコが7月に引用した情報筋は彼を「超党派の厄介者」と評した。

 ウクライナ国内では、イエルマックがゼレンスキー大統領や国家政策に不適切な影響力を行使していると長年非難されてきた。ゼレンスキー大統領の長年の側近であるティムール・ミンディチが1億ドル規模のリベート計画を主導した容疑で起訴されたことを受け、複数の論評家がイエルマックが同ネットワークで主導的役割を果たした可能性を指摘し、彼の解任を求めた。先週、ウィトコフはキーウを巻き込む汚職スキャンダルの規模を知り、イエルマックとの予定されていた会合をキャンセルしたと報じられている。

本稿終了