田中康夫長野県知事の講演 |
左:青山貞一、右:田中康夫 |
2002年11月24日(日)、福島県いわき市の常磐市民会館で、田中康夫長野県知事を迎え、「ゴミと地方自治」に関する講演とパネル討議が行なわれました。会場には、700名以上、報道(新聞、テレビ局)が多数詰めかけました。
主催者は、ゴミ処理処分関係の訴訟を専門とするゴミ弁連(約100名の弁護士で組織)です。当日は、田中康夫知事が約1時間の講演を行なった後、環境総合研究所長、環境行政改革フォーラム代表幹事の青山貞一とゴミ弁連会長の梶山正三弁護士(理学博士)をまじえパネル討議を2時間行ないました。
青山からは、膨大な国庫補助と特別地方交付金により全国一律に行なわれているゴミの大量焼却と大量埋立からの脱皮、それも地方、地域の創意工夫を生かした「脱焼却」+「脱埋立」と言うビジョン、政策を田中知事に提言するとともに、循環型社会のそのビジョン(戦略)を具現化するためのシナリオ、プログラム(戦術)についても提言しました。
一方、梶山正三弁護士からは、物の生産、流通、消費の上流から下流の流れにそった産廃のEPR(拡大生産者責任)の徹底や地域、地方から排出削減のための条例づくりの必要性についての政策提言がありました。
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パワーポイントを使って問題提起する
青山貞一(環境総合研究所所長) |
OHPを使い問題提起する
梶山正三(ゴミ弁連会長) |
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パネル討議風景(左から司会の広田次男弁護士、田中康夫知事、梶山正三弁護士、青山貞一環境総合研究所所長 |
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